専門職がキラキラと働ける場所や今後の未来について

みなさま初めまして。

バイクとお酒が好きなキャリアアドバイザーの貝沼です。

今回は、専門職がキラキラと働ける場所や今後の未来について私の経験と考えを共有したいと思います。

まず、みなさまはどこで働いていますか?
①病院           ②施設          ③その他・・・
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多くの方は病院もしくは施設で勤務されている方が多いと思います。

私も専門学校で初めての就職を考えている時に学校の先生から「とりあえずいろいろ学べるから病院に行きなさい。」と言われ就職したのを覚えています。
病院に勤務してからは、もちろん知識や技術面の習得に励み、とてもいい経験になったと感じています。
しかし、反対に患者様の為にと思い、提案した事に対して、当時の師長さんから「そんなの偽善よ」と怒られたり、事務長さんに内容を伝えても「師長がおこると面倒だから考えてみて」と言われることもあり、病院という名の現場主義な組織に嫌気がさすようなことも多くありました。

病院や施設で働いている専門職の方はそのような経験ありませんでしたか??

やはり患者様やご利用者様を第一に考えて、自分のできることや周りの専門職の方々を巻き込んで実施できることを一緒に探しながら解決をしていくことをしていくのが私たち専門職のミッションだと考えています。

また管理者としても携わらしていただいた中でもう一点感じたことがありました。
それは年々、医療点数や介護保険点数が下がっていることです。正直、点数管理をしていると、ここの部分について、この先点数内で働いていて大丈夫だろうかと何度もおもいました・・・
世はまさに高齢化、少子化に伴う社会保障の継続が困難な時代に突入しています。私たちリハビリ職も働く場所をより重大なことだと認識する必要があると思います。

そこで私たちは、地域支援事業である介護予防・生活支援サービス事業や一般介護予防事業等への参画を市町村に掛け合い、まさに保険外の部分で働く場所の拡大を図っております。また地域支援事業に携わることで微力ながらも介護予防や重度化防止に繋がり、社会保障費の継続性や地域包括ケアに一役を担えるとともに私たち専門職がやりがいや働き続けられる思っております。

みやこ町地域包括支援センター – 養護老人ホーム向陽荘

次回のコラムでは、より具体的に地域支援事業についてお話をしたいと思います。
どうぞお楽しみにしてくださいね。